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ニコチン依存症のメカニズム

ニコチン依存症は別名NDといわれていすが、NDはNicotine Dependence(ニコチンディペンデンス)の略称です。
このタバコ等に含まれるニコチンは、神経に作用する性質をもつ物質の1つです。
ニコチンはタバコを吸うことで肺から煙が入り、血液中に入って脳までたどり着きます。
脳にたどり着いたニコチンは、人間の意識に頭がスッキリしたような感覚や、落ち着くような感じを与えるようです。

● ニコチン依存症のメカニズム
ニコチンはタバコを吸った後に数秒で脳までたどり着くのですが、タバコに含まれるニコチンは神経系内でアセチルコリンという物質に成り代わって働くことになります。
アセチルコリンと化学構造が似ているニコチンは、前シナプス膜受容体に結合して、ドーパミンなどの神経伝達物質を過剰に放出させるのです。

ニコチンの働きとしてはこの他に、直接的にシナプス後膜の過剰な興奮も引き起こすようで、こうしたことが続くようだとシナプス後膜の受容体の減少や神経伝達物質を放出させるシナプスの力そのものも弱めてしまうことになります。

そうしたことから、ニコチンの補充なしではシナプスの神経伝達が上手く機能しなくなってしまい、ニコチンを吸っていないとイラついたりしてくるニコチン離脱症状などが起こることになります。
こうしてニコチンへの依存症(ND)が成り立っていくことになるといわれています。

● 禁煙治療は禁煙補助薬と行動療法
禁煙の治療は、通常ですと薬物による治療と平行して行動療法と呼ばれる治療が行われます。

禁煙補助薬と呼ばれる薬には、薬局などで手に入るニコチンガムや、医師による処方の必要なニコチンパッチがあります。
これらの禁煙補助薬は禁断症状を和らげてくれる働きをしてくれます。

行動療法ではタバコの変わりに歯を磨いたりといった生活のパターンを変えていく方法が行われています。



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